神戸市西区/押部谷住吉神社
神戸電鉄の押部谷駅から明石川を2~3km下ったところにある神社です。昔から時々この辺りに行っては遊んでいましたが、そんなに有名な神社だとは知りませんでした。遊んでいたといっても、悪い遊びじゃないですよ。うちの近くには山がないので......
住吉神社は、底筒之男神・中筒之男神・上筒之男神の3者の総称で、海上安全、渡航安全の守護神として信仰が厚い神社です。
住吉神社への経路
最寄り駅は神戸電鉄押部谷駅です。歩いて30分ちょっとですので、ぶらぶら歩いて行くのも、バスに乗るのもいいでしょう。季節によってはいちご狩りもできます。
住吉神社の由来
奈良時代建立の神社です。西区の百選に入っているようです。
鳥居と拝殿
立派な鳥居です。拝殿も立派で初詣や祭りには結構人が集まりますが、それ以外は割とに静かな神社です。
手水舎
今は手水舎に水もありません。
御神木
御神木もありますが、もう少し立派なものが欲しいです。
摂社、末社が多くあります。なぜか、紙を付けている社が多くあります。
神輿蔵?
よし知らないが、神輿が納められてる蔵だと思います。秋祭りに使います。
住吉神社の正面には、明石川が流れています。川底には黒い岩が現れていますが、奇淵(くしぶち)という神聖な岩で、丹波層群(古生代~中生代)の地層です。
西神戸にはいちごの季節に行きましょう。いちごの産地です。12月から収穫されるものもありますので、よく調べて予約しましょう。
神戸市西区/雌岡山
明石の北方に2つの目立つ山があります。山と言っても標高は300mに満たないのですが、周りに山がないので目立っています。東の山を雄岡山、西の山を雌岡山と言い、登りやすさから、たくさんのハイキング道が作られています。また、雌岡山は自動車の通れる道路もあるので、車でも行きやすくなっています。雌岡山の山頂には、神出神社や裸石神社があり、それらを繋ぐハイキング道も整備されています。
最寄り駅は神戸電鉄緑ヶ丘駅で、雌岡山まで約3kmあります。但し、このルート(両方とも)車両通行禁止の区間があるので、あくまで歩くコースと思ってください。
大鳥居
雌岡山の南西、太い道路沿いにある大鳥居です。手前に雌岡山の案内があるので参考にしましょう。
本殿
拝殿の後方にあり、かなり立派な本殿があります。
摂社
境内にある小さい社。祭神に関係した神様を祀ったものが、摂社です。
西区ふるさと自慢100選(神出町)
100とは多いですね。でも、西区は広いのでもしかしたらとも思います。しょうもないところは入れないで下さいね。
神出神社拝殿前の展望台からの景色
低い山ですが、展望台からの景色はなかなかのものですね。
神出神社拝殿
山上にある神社ですが、立派な造りの拝殿です。
社務所?
何かよく分かりません。社務所は神出神社の事務所ですが?
手水舎
手と口を洗うんですが、山の上に水は湧きませんよね。どこから水を持ってきているまでしょうか?
ハイキングの道標
金棒池まで1.0kmですが、ため池なんでしょうね。子午線標柱まで0.4kmということは、明石のほぼ真北になるんですね。カタクリ園もあるんですね。
神輿蔵の前に積まれたお札など
神輿の入れた蔵と思います。納められたお札がその前に積まれていますね。
裸石神社・姫石神社の石標
裸石神社と姫石神社は同じ神社です。右側の石段を下りて行くと、すぐに裸石神社に着きます。
裸石神社に繋がる石段
石段は林の中を下っています。
裸石神社・姫石神社
裸石神社兼姫石神社の拝殿は、小さな建物です。
石標と石段から見た裸石神社・姫石神社
二本の石標の間に結構急な石段で、裸石神社兼姫石神社に続いています。
裸石神社本殿
拝殿の後方に本殿がありますが、小さい小屋みたいです。窓から見るとこの中に男性器を模した石が何本か放り込まれていました。
雌岡山梅林の案内板
雌岡山にはカタクリ園だけでなく、梅林もあるんですね。
神戸に行ったらお菓子をお土産にしませんか?
兵庫県三木市/大宮八幡宮
三木駅からの経路
大宮八幡宮は神戸電鉄三木駅から約1km、だらだら歩いて15分~20分です。車か結構多いので気を付けましょう。
大鳥居と大宮八幡宮の参道
大宮八幡宮の大鳥居から、ほぼ真っすぐに石段に続きます。
参道にある小さい神社です。車が出てきている道に入ると、上の駐車場に行けます。
石段と二之鳥居
かなり急な石段を登ると、境内に到着します。石段の上に二之鳥居があるので、きちんと礼をして境内に入りましょう。
拝殿
かなり大きな拝殿です。正月にはかなり参拝客が来るんでしょうね。
近所の中学生が書いた大宮八幡宮の地図
なかなか上手にできてます。
御本殿に祀られてる神様
半分ほどしか知りませんでした。
御神木
拝殿の左前方にあります。
大宮天満宮
菅原道真を祀ってある神社です。こちらを参っている人もかなりいました。もしかしたらこちらが本体なのかも知れません。
本殿と幣殿
左の高く聳えているのが本殿、その右すぐに本殿に繋がっているのが弊殿になります。
祓殿
「はらえどの」とか「はらいどの」とかと読みます。お祓いの神様がいて、お祓いをするところでしょう。多分。
播東稲荷社
東播磨にあるお稲荷様という意味でしょうか?
本殿
向かって右から見たところです。木々の間に高い屋根があるのが本殿です。
豊玉姫社
豊玉姫は天皇家の先祖とされています。子の 鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと)と姉妹の玉依姫命の間にできたのが、天皇家となっています。
尾引稲荷社
商売繁盛の神様、お稲荷様として祀られています。
弁財天社
弁財天は俗に「弁天様」と言われ、元々は知恵・長寿・財産の神様です。また、水の女神でもあるので、あちこちの湖・池・河川・井戸などに祀られていました。
伏見稲荷大明神
商売繁盛の神様である稲荷神を祀ってます。この神社には稲荷が多いんじゃないかなと思います。
祝門
よくわからんが、祝い事か何かで使うんじゃないでしょうか?
儀式殿
社務所と同じくお寺の事務所です。おみくじやグッズなどの販売、神主・巫女さん・能などの着替えなどに使われます。
割拝殿
拝殿の前に建物があり、その真ん中に土間の通路があるのを割拝殿といいます。現在は崩壊が著しく、立ち入り禁止になっています。
割拝殿の後方にあり、能を舞い神様を祀るために造られた建物です。
三木は金物が有名で、金物博物館もあります。記念に金物をおひとついかがでしょうか。役に立ちますよ、きっと。
神社の拝み方
神社に行くと大抵ご祭神を拝みますが、その拝み方にもちょっとした決まり事があります。まあ、知らなくても別にいいんですが、知れば知るほどに誰かに自慢したくなるのです?
東京神社庁という省庁があるんですが、ここでは、「参拝は正装する」となっています。男性はスーツにネクタイ、女性も同等の服装と書かれています。東京神社庁は聞いたことはありますが、お参りの服装についてまで、決められているとは知りませんでした。私はジャージが多いので、不信心者と言われそうです。なお、神社本庁というのもあり、そちらは特に服装について言及されていません。
鳥居のくぐり方
こんなものにも、決まりごとがあるのですが、ほとんどの人が知らないと思います。鳥居をくぐるときには一礼をする(これは案外多くの人が知っています)のですが、このときの決まりごとです。
・帽子は取ります。
・コートも脱ぐが、寒いとか、風邪をひいているとかの人は着たままでいいです。但し、インフルエンザやコロナなどの人は、感染するので神社に行ってはいけません。
・鳥居の真ん中よりちょっと左側に立ち、手は横にして一礼します。
・通常は左足から鳥居をくぐります。
・鳥居が複数の時は、鳥居をくぐるたびにこれを繰り返します。伏見稲荷の千本鳥居などはどうするんでしょうか?最初の鳥居だけ上の礼をして、その後は、ちょいと頭を下げながら進めばいいそうです。
参道の歩き方
参道の歩き方は結構多くの方がご存じと思います。
・参道の中央は歩きません。基本、左側を歩きます。但し、伊勢内宮は右側を歩くので、参拝する場合は注意しましょう。
・それでも中央を横切るときは、頭を下げて横切るか、中央で神前に一礼します。
手水
手水舎にある手や口を洗うところです。これは手水の儀という
1.ハンカチを用意し、軽く一礼します。たまにハンカチ禁止のところがあるので、注意しましょう。
2.ひしゃくを右手で持ち、左手を洗います。
3.ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗います。
4.ひしゃくを右手に持ち替え、左手に水をためて、口を洗います。
5.左手を洗います。
6.ひしゃくを両手で持ち、立てて柄の部分を洗います。
7.一礼します。
・これを1回すくった水で行います。水がなくなったら継ぎ足しても構いません。
・水盤に手を入れる、ひしゃくから直接水を口に運ぶ、水を飲むなどの行為は穢れる行為とされています。やってはいけません。
拝礼
1.賽銭箱にお賽銭を入れます。
2.神様を呼ぶために鈴を鳴らします。
3.二拝(おじぎを2回します。)
4.二拍手(胸の高さで右手を少し下にずらします)
5.その後、手を合わせて祈願し手を下ろします。
6.神様を送るため、一拝します。
・「二礼二拍一礼」という人もいますが、拝は深い(90度ぐらい)おじぎ、礼は浅い(30度ぐらい)おじぎのことです。
・拍手通常は二拍ですが、出雲大社・熊野神社・宇佐神宮・弥彦神宮は四拍、伊勢神宮は八拍八平手です。こちらに行く場合は気を付けましょう。
おみくじ
神社に行くと必ずおみくじという人もいます。吉や凶に左右されずに、生活のチャンスや注意と捉えるのがいいようです。
・引いたおみくじは木に結ぶ人が多いですが、吉凶にかかわらず持ち帰ってもよく、何度も読み返して生活の指針とするのもいいようです。
御朱印はお寺のものと思っている人も多いですが、神仏習合時代が長かったため、参拝の記念にと「御朱印」をもらうのも楽しみの一つになるでしょう。但し、事前に御朱印がもらえることを確認するのがいいでしょう。
帰り
帰りも大体は行きと同じです。参道の左側を歩き、鳥居をくぐって一礼しましょう。千本鳥居は鳥居ごとに頭を下げ、最後の鳥居でお辞儀をします。
兵庫県の名産品
これだけ買えば、兵庫県は制覇、なんて考えると甘いですよ。
兵庫県加古川市/教信寺
教信寺は西国街道沿いにある天台宗のお寺です。野口神社や横蔵寺にも近いので、併せて行くのがいいでしょう。
西国街道の新しく見える道標
昔の道標は、字が見えないぐらいに風化?しています。新しいのははっきり見えて、私は結構好きです。
山門
お寺の正門です。昔はなぜかお寺は山にあるものだったらしく、今でも「山門」と呼ばれています。現在は、平野部にあっても「山門」と呼び、多くのお寺は「山号(○○山)」が残っています。教信寺は「念仏山 教信寺」と言います。
手水舎
手や口を洗い清めるところで、作法や洗う順番などのきまりがあります。
鐘楼
いわゆる、鐘つき堂のことです。鐘は戦時中にほとんどが供出され、大半はもどって来ませんでした。寺の鐘まで供出させたため、信心深い人は敗戦を悟ったと言われています。
開山堂
山は寺院のことであるので、寺院を創立した人の像を祀ったお堂のことです。従って、この開山堂には教信上人の像が祀られています。
本堂
ご本尊を祀ったお堂のことです。ここでは、阿弥陀如来様となります。
薬師堂
だいたい見当がつきますが、薬師如来様を祀っています。
法泉院
教信寺の塔頭(たっちゅうと読む)の一つです。塔頭とは、高僧が亡くなったとき、それを偲んで立てた庵や塔などのことです。
山王権現堂
山王権現は、比叡山に関係する神々のことですが、これには、いろいろな説があります。比叡山は何といっても仏教の聖地ですから、神道の神様はちょっと...... 山王権現とは神仏習合によって神道と仏教の統一を目指し、天台宗の鎮守神だったが、神仏分離によって廃止となった神様です。宗教の争いごとは解釈が難しいです。
教信上人御廟所
たいていの人はご存じだと思いますが、廟所は墓所や墓地のことです。教信上人は、遺言によって、獣葬を行いましたが、頭だけは傷つかずに残ったとのことです。その頭を弔ったのが、この廟所と言われています。今でもお参りする人が多いということです。
兵庫県の名産品
私も知ってるぐらいだから、たいていの人は知っているのでしょう。そこら辺の名産品です。
兵庫県加古川市/野口神社
野口神社への経路
東加古川駅から西国街道を西進するが、大型スーパーを迂回して再び西国街道を西進します。西国街道沿いに野口神社があります。なお、大型スーパーは営業時間内であれば、施設内を通っても、特に何も言われないと思います。
鳥居
入口の鳥居です。鳥居の上に「野口神社」とありますから、多分野口神社です。
大松宮
どうも、ご神木らしいです。
野口神社の由来
左に野口神社の由来が、右に建物の配置が書いてあります。
手水舎
手と口を洗うところです。
随神門
結界が外に繋がる門で、強い神様が門の左右に配置され、境内を守っています。
石標と外拝殿
なぜかこんなところに石標があるのですが、全く違うものかも知れません。野口神社は拝殿が2つあり、外側の拝殿を外拝殿と言います。
神輿殿
神輿殿または神輿蔵と言い、祭りの時に使う神輿が納められています。
内拝殿
2つある拝殿の内側になる方です。
摂末社です。
稲荷神社・天神社
摂末社です。
本殿・幣殿
左の屋根の高い建物が本殿で、右の屋根の低い建物を幣殿と言います。本殿は祭神が祀られており、幣殿は本殿と拝殿を繋ぐ建物です。
加古川の名産はあまり知られていません。私も知りませんでしたが、鉄道模型がよく売れてるようです。他の地域のが混じっていても、笑って購入して下さい。