兵庫県加古川市/鶴林寺
鶴林寺はこの付近では最大のお寺です。
鶴林寺公園案内図
鶴林寺は鶴林寺公園の中にあります。かつて高砂線が走っていた時代には、鶴林寺駅もありました。その頃は住宅も少なく、特に尾上側は畑の中をコトコトと走っていた記憶があります。
安産子育地蔵
仁王門のすぐ外側にお地蔵様があります。きらびやかな衣装と新しい花が、地元の人の信仰をうかがわせます。しかし、お地蔵様が牢屋に入っているように見えるのは、私だけでしょうか?私の心は汚れていますか?
加古川市はこのような看板を作り、あちこちの名所に立てています。私もあちこちで見かけます。観光開発に力を入れたいのは分かりますが、70選は多すぎると思います。
仁王門(山門)
仁王門の説明板
向かって左の仁王様
向かって右の仁王様
手水舎
本堂
本尊を安置してある建物。真言宗で金堂という。
沙羅の木
湯舟(塔の左側にある石の湯舟。石棺ではない)
聖徳太子の像を祀ったお堂。国宝である。
観音菩薩を祀ったお堂。
東門
護摩堂
不動明王を祀ったお堂。
法華一石一字塔
鐘楼(鐘撞堂)
宝物館
宝物を納めているお館。
釈迦が悟りを開いたところにあった木。
三重塔
釈迦の舎利をおさめた仏塔。
行者堂
行者の籠るためのお堂。
講堂
講義・説経などを行う建物のこと。
浄心院
葬儀を行う建物。
地蔵菩薩を祀ったお堂。
宝生院
真光院
経堂
入山料500円 宝物館500円 入山料と宝物館のセット800円(加古川市民は700円)
兵庫県加古川市/円照寺1(3/21)
骨折が大分よくなってきたので、リハビリがてら円照寺に花を見に行きました。円照寺は小さなお寺ですが、庭に花が咲き乱れます。気が向いたらたまに行くのですが、この日はクリスマスローズが一面に咲いていました。
円照寺は最寄りの宝殿駅から6.7kmもありますので、歩けば1時間半ぐらいかかります。宝殿駅からかこバス志方東ルートに乗り、広尾西で降りれば300mほどですが、1日に3本しかバスがありません。また、土日祭日は志方東ルートは運休となります。
これは、ミモザ(アカシア)2月~4月
黄色いスイセンです。冬から春に咲きます。有毒(アルカロイド系=生物期限の毒)で強い嘔吐があり、食中毒の時に胃の中のものを吐かせるために使うこともありますが、あまり感心しません。ニラなどと間違って食べてしまうこともあり、死亡者も発生しています。
そこら辺の道です。草木が多く一面に花が咲けば美しいでしょうね。
ユキヤナギです。どこにでもあるように思いますが、石川県では、自生種は絶滅危惧種とされています。
手前の木は黄梅かな?黄梅は4月になっても咲いています。
ノースポール
円照寺の説明書き。
本堂の入口付近は、大虹という種類のツバキです。
地面に近いところで咲いているのは、クリスマスローズです。12月頃に咲く種と早春に咲く種があります。クリスマスローズの花の色はいろんな色があります。
ツバキですね。
東屋もあります。
モモタローというピンクのツバキ
これもモモタローです。
たくさんのクリスマスローズ
ムスカリ?青紫の小さい花が集まっています。
白いスイセン
鐘楼。小さめの鐘がぶら下がっています。
ピンク色のユキヤナギ。白に見えてもピンク色です。
円照寺本堂。なんとなく新し気な屋根ですな。
仏様の仏像
シダレウメ
真緑の畑が広がる景色は、妻が好きな景色です。
兵庫県加古川市/泊神社
泊神社は加古川市南方の、町が少し田舎になったあたりにあります。泊神社付近に住んでる人、田舎と書いてごめんなさい。加古川駅から歩いて25分ぐらいです。
泊神社の看板です。
随神門
お寺の山門に見えますが、神社の場合は「随神門(随身門)」という神門の一種です。門の役割はほぼ一緒で、神域に悪いものが入らないように見張っています。
手水舎
手と口を洗いますが、作法について知らない人が多く、中には水盆で手を洗う輩までいます。作法通りしなさいとは申しませんが、常識の範疇でお願いします。
舞殿
神様に見せるために舞を舞う建物です。神楽を舞うことが多いので神楽殿とも言います。
石標と外拝殿
石の柱に神社や寺名を書いたものを石標と言います。拝殿が2つあるときは、外側を外拝殿、内側を内拝殿と呼んでいます。
神社の事務や経理、場所によっては着替えや待合室、宴会場にも使われている貴重な建物です。
内拝殿・幣殿・本殿
右から、内拝殿・幣殿・本殿となります。本殿は立派なところが多いですが、木や塀などに囲まれて、見えにくくしているところも多いです。本殿には祭神が祀られており、拝殿での願いことを祭神に届けるのが幣殿です。幣殿はここのように家の形をしているのもあれば、廊下や庭になっているところもあります。
古墳跡
こんなところに古墳があったとは驚きましたが、「古墳跡」って何か表現に違和感を感じるのは私だけでしょうか?古墳って墓の跡ではないんかいな?
??水神様や弁天様でも祀っているんでしょうか??
泊神社の由来
蛭子神社。摂末社はけっこう多く、お互いが離れているのがここの特徴です。
内拝殿
拝殿のうち、内側にあるものです。
たぶん、神輿蔵
多分、祭りに使う神輿が入っています。
ここにも泊神社の由来が......
ちょっと体調がすぐれない間に、読者がいなくなってしまいました。別にコロナ系の病気ではなく、ただの「癌」なのですが......
写真の下に何も書いてないのは私の撮った写真です。著作権は放棄しますので、使いたい人はどんどん使ってください。といっても見る人がいないから駄目だろうな。
兵庫県明石市/岩屋神社
私事ですが、この度「がん」という病気で、病院送りにされていました。昨今のご時世の中、入院できるのか心配でしたが、神戸の有名病院に入院し、オミクロンに感染することもなく、退院となりました。まあ、ぼちぼち書いていこうと思っています。
岩屋神社は明石駅の南にある戎神社です。
明石駅から「銀座通り」を南に歩きます。国道2号線を渡って次の筋を右に曲がると「魚の棚商店街」になります。魚屋が多く、魚が跳ねて蛸が這い出る街と言われ、全国的にもかなり有名になりました。
「魚の棚商店街」を抜けて南に進むと港に着きます。ここは淡路島行きの船が出ています。明石海峡大橋ができて淡路島に渡る船は激減しましたが、ただ一つ残っている航路です。
港から少し歩くと寺町の東端に岩屋神社があります。
ようこそお参りくださいました。岩屋神社です。
縄鳥居?
戎様
拝殿
幣殿と本殿
手水舎
光源氏が月見をした松
常夜灯
御神木
大国社
七社(末社)
七社の説明板
なんだっけ?
兵庫県高砂市/高砂海浜公園
最近、病気やけが続いておりまして、入退院を繰り返しております。この度も右足の骨折で、トイレにも行けなくなりました。困ったものだ。
というわけで、今回は前に撮り貯めていた「高砂海浜公園」です。季節が良ければ緑が多く、いいところです。
高砂駅からちょっと距離がありますが、高砂線の廃線跡や高砂神社にでも寄り道すれば、それはそれで楽しいかも知れません。
高砂海浜公園は加古川右岸自転車道の起点になっています。終点の志方東公園まで23.5kmの距離です。
日本白砂清松100選に選ばれています。さすが、海岸に近いところは、松以外の植物はないようです。
両側に海?いいえ、左は加古川の河口付近になります。
確かに白砂青松ですが、人工的に植えられたものです。
松の隙間から見える砂浜です。
向島には橋が架かっています。高砂島とも言うようです。歩いてしか行けません。
向島から見た砂浜です。夏場は泳ぐ人もいるのでしょう。私はここでは泳ぎたくないです。(きれいな海で泳ぎたい。汚い海は子供の頃、夏はいつも泳いでいた)
高砂向島砲台場跡です。昔はここが向島の南端で、大砲が3門あったらしいです。
横にもう少し詳しく書いてあります。
高砂向島砲台場跡から先へ延びる堤防です。造りがちょっと変わっている気がします。
陸地に戻って松の木を潜り抜けると、何か動物か鳥かの檻があります。動物園か?
鳥かごでした。孔雀がいます。
桜でもなさそうだし、藤でもなさそうだし、ニセアカシアでもなさそうだし、何でしょうか?
高砂駅まで戻ります。高砂神社までじょうとんバス(高砂コミュニティバス)が通じているが1日4便(平日は5便)しかありません。片道200円だが、乗り放題300円です。じょうとんバスは経営が苦しいようなので、できるだけ乗るようにしましょう。
兵庫県神戸市/岩岡神社
このところ、聞いたことのない神社や寺が多いと、思われる方もおられるでしょう。実はこのところ、先立つものが不足しているのに、所用で遠くへ車で出かける用事が増え、ガソリン代とETCの請求が恐いのです。
さて、今回は地下鉄延伸を望む岩岡です。のどかな所ですが、果たして地下鉄は延伸されるのでしょうか?
季節柄、水仙の花が咲いています。
ここは近畿自然歩道の一部なんですね。
西区ふる里の道というのもあるんですね。西神中央などの造成地が多いように思いますが......
大鳥居です。彼方に見えるのが拝殿で、両側に木々が迫る参道を進みます。岩岡神社はこんもりとした森にあるのです。
ようやく拝殿です。結構大きな拝殿ですが、正月には岩岡の人がたくさん初詣に来ることでしょう。祭神は素盞嗚命(すさのおのみこと)と松平若狭守直明です、素盞嗚命はヤマタノオロチを倒した神様です。たくさんのご利益があります。もちろん縁結びもありますよ。
左から拝殿、幣殿、本殿となります。ここは特に本殿が立派です。
社務所ですが、人の気配がしません。建物は立派なのですが......
お稲荷様ですね、多分。
これ、何だろう?屋台蔵かな?知らんけど。
手水舎です。手や口を洗います。
岩岡神社の由緒ということです。読んでみましょう。
兵庫県神戸市/野中の清水
神戸市西区と稲美町の境近くに、野中の清水があります。狂言の「清水」に出てくる泉です。「清水」は下のような話です。
【主人に「野中の清水」まで水を汲みに行くよう命じられた太郎冠者(筆頭の召使)は、邪魔くさくなって、大切な桶を投げ捨てて帰って来ます。そして、「鬼が出た」と言います。
主人は桶を回収するために「野中の清水」に向いますが、嘘がばれるとヤバイ太郎冠者は、鬼の面を持ち先回りします。】
後は狂言を見に行くなり、本で調べるなりして下さい。
記念碑らしいものの横に、庭園みたいなものがありますが、
これが「野中の清水」です。「野中の清水を守る会」というのがあるんですね。このあたりの住民に大切にされているのでしょう。
野中の清水は、ちょろちょろと水が落ちているのかと思いましたが、なんと池でした。
横から見てもまごうことなき池であります。私には清水というより湧水(群?)のように見えます。
池のある公園には、今や見ることが稀になった、ブランコや滑り台があります。
野中の清水の由来が書かれているようですが、この日は大変寒かったので、看板の文章は読んでいません。
野中の清水の横の橋から下流を見たところです。春になれば、桜が咲いて小川の音がちょろちょろと、のどかな風景なんでしょう。
こちらは上流側です。はるか彼方に池の盛り土が見えます。家もなく、さすがに冬は荒涼たる景色です。
とにかく雪がちらつく寒い日で、公園には誰もいませんでした。明石市~稲美町にかけては、年に5~6回、雪はちらつきますが、10年に1度ぐらいしか積もることはありません。雪がちらつく日は大変寒いのです。
西神戸にはいちご狩りに行きましょう。12月から収穫されるので、うちの近くの果物屋にももういちごが出ています。いちごは5月頃までありますので、いちご狩りはもっと暖かくなってからがいいですね。よく調べて予約しましょう。