兵庫県高砂市/鹿嶋神社
鹿嶋神社はこの地区では有名な神社の一つで、コロナ前の初詣の人数は20万人にも上ります。車で行くと、加古川バイパスの加古川西付近から混んでいることもあります。駐車場に入るまで3時間以上かかることもありますので注意しましょう。
鹿嶋神社への経路
鹿嶋神社はJR曽根駅から、西国街道を少し歩いて、左に曲がり山裾を北に歩きます。右に大鳥居、正面に神門が出てくるあたりから、鹿嶋神社門前町になります。
大鳥居
一般に大鳥居と言われている明神鳥居です。高さ26m、幅35mあり、鉄骨にチタンを張って造られています。中までチタンで作っていると言う人もいますが、間違いです。チタンは高価な上、軟らかいので、全チタン製は難しいと思います。なお、耐用年数は、1,500年となっています。確かめようもありませんが......
大鳥居下のトイレ
大鳥居の下には、神社の建造物と見間違うようなトイレがあります。時間があったら用を足して行きましょう。ここから先もトイレはあるので、無理して出さなくてもいいですが......
神門
神門とは神社の門のことです。鹿嶋神社の中で一番きらびやかな門です。
元山大神神社
稲荷神社です。キツネさんがいます。
環境美化地区
このあたりは、環境美化地区に指定されています。しかし、看板を見ると一般常識ですが......
二之鳥居
複数の鳥居がある場合は、外側から一之鳥居、ニ之鳥居と呼ぶのが通例です。しかし、決められているわけではないので、時々、内側から数える神社もあります。
鹿嶋神社鳥居前町
ざっと言えば門前町です。別に門前町といってもいいのですが、ここは、鳥居前町と呼ぶことにしましょう。ここは、柏餅が有名です。ほかほか暖かくておいしいのですが、柏の葉っぱにくっつくことが多く、難儀なこともあります。
鹿嶋神社伽藍配置
伽藍というのは仏教でいうところの、宗教的な意味を持つ建物のことです。伽藍=建物と覚えましょう。大きい神社にはそれなりの配置図がありますので、写真にしておけば間違わずに効果的に見学できます。
三之鳥居
出ました。三番目の鳥居です。
常夜灯と鳥居(四之鳥居?)
またも出ました。四番目の鳥居です。紅葉も美しく、常夜灯に火を入れるとどのような風景になるのか楽しみですね。
手水舎
手や口を洗って、きれいな体になって、お参りしなければなりません。
鹿嶋大神の石碑
鹿嶋神社と書いた石碑ですが、そんなに古いものではありません。
祈祷殿(外拝殿)
祈祷殿は祈祷するところですが、この場合は拝殿と同じ意味合いでしょう。拝殿が2つあるときは、外側にあるのを外拝殿と言います。
遙拝所
遠くにおられる神様を拝むときに遙拝所を使います。地方の神社を拝む他、皇居遙拝と言って、皇居を拝むものもあります。
御神木
境内にある御神体としての木や神聖視される木、あるいはいわくつきの木のことです。切ってはいけないため巨木が多いのですが、ここの御神木はまだ小さいですね。代替わりしたのでしょうか?
神殿(内拝殿および本殿)
神殿はご神体を祀るところです。本殿と同じ意味です。この場合は拝殿も兼用していることから、内拝殿の役目があります。
御神籤や破魔矢、その他縁起物を売っています。記念に何か買ってみましょう。
参集所
近所の人が集まって酒を酌み交わし、祭りなどの準備や待ち時間に使われます。
納礼堂
「お札を納めに参ります」の建物です。
荒神社
荒神社には荒神様を祀っています。荒神様は、商売と台所の神様と言われています。
出雲社
摂社で出雲大社を祀っているのでしょうか。出雲大社なら祭神は大国主命ということになりますね。
戎社
こちらも摂社で恵比寿大神を祀っています。別名はたくさんあります。託宣、漁業の神となります。
神殿廻り
神殿の周りを廻って願いをする、鹿嶋神社の願の掛け方です。
神殿廻りの説明書き
神殿廻りについて説明書がありました。私の母は91歳なので、91周回るのかと思っていました。40歳でも40周はきついと思います。
線香授与所
50円でお線香を買って、火をつけて立てます。煙を浴びると何かいいことがあるかもということですが、体中が線香臭くなるという役得がありました。
石段が建物の下を通過する場所
何か珍しいような気がしたんですが、石段でなければ、ただの随神門ということに気づきました。
高砂の産物
高砂は神戸牛の産地でもあります。肉の加工品もありますので、この機会にぜひ購入してみましょう。
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