奈良県奈良市/柳生の里
柳生の里は奈良市の東部にあるのですが、近鉄奈良駅よりJR笠置町の笠置駅の方が大分近いです(近鉄奈良駅から19km、JR笠置駅から4.5km)。
柳生の里までの経路
柳生の里の地図
旧柳生藩家老屋敷
柳生藩の家老、小山田主鈴の隠居宅で資料館となっています。作家山岡荘八氏の所有だったが、死後、奈良市に寄贈されました。奈良県指定文化財です。大人350円。
家老屋敷長屋門
家老屋敷玄関
家老屋敷の庭
家老屋敷
家老屋敷間取図
家老屋敷
家老屋敷内から庭園を望む
家老屋敷から柳生の里遠景
柳生街道
奈良市内から春日山と高円山の間の谷を越え、忍辱山圓城寺を経て柳生へ繋がる街道です。
「摩利支天」は武道の神様で、小高い山に祀られています。柳生の里が見渡せると書いてありますが、私が行ったときは草木が茂っていて、あまり展望はよくなかったです。
柳生八坂神社
柳生の里では最大の神社で、他の観光地にも近い神社です。祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)です。国道から少し離れているので静かです。まあ、国道といっても車が時々しか来ないような所なのですが......
正木坂道場
座禅と剣道を一体とした指導を行っています。剣道の講習会や大会の会場となっているらしいです。けっこう坂を登るので大会の会場には向かないような気がします。
芳徳寺
将軍家指南役の柳生宗矩が台地上に建てた臨済宗のお寺です。柳生家の菩提寺です。
柳生家を揺るがないものにしたのは、柳生新陰流の柳生宗矩です。父親は柳生石舟斎であり、長男は柳生十兵衛という、どこかで聞いた名前が並んでいます。柳生宗矩は浪人でしたが、徳川家康の目にとまり、家康に仕えました。やがて徳川家光が将軍になると、次々と功績をあげ、とうとう大和国柳生藩12,500国の大名になりました。たいした出世ですね。
柳生や奈良のお土産は次のようなものがあります。買って帰って、柳生気分に浸りましょう。